著 者 : 東野圭吾
出版社 : 講談社文庫
「交通警察の夜」を改題した6つの短編小説で編成されています。交通警察のストーリーのため内容は交通事故に関するものですが、さすがに東野圭吾という見事な推理小説になっています。30年以上前の作品ですが、交通事情は現在とあまり変わっていません。現代社会では、目撃情報と動画などによるSNS拡散、自分の身を守る手段としての「ドライブレコーダー」取り付けなど、交通事故に有効なことが多数あると考えられますが、車業界にいる身としてはさらに考えさせられる事が多い作品です。
秋の夜長にぜひ過去の作品を読んでみるのはいかがでしょうか?
初出詩「週刊小説」
天使の耳(1990年3月16日号)
分離帯(1889年11月10日号)
危険な若葉(1990年6月22日号)
通りゃんせ(1991年2月15日号)
捨てないで(1991年7月19日号)
鏡の中で(1991年10月25日号)