著 者 : 五條瑛
出版社 : 徳間文庫
架空の空港「西日本国際空港」(想像するに洋上の「関西国際空港」)を舞台に世界最先端の施設警備システム「ROMES」を駆使しテロリストと対峙するストーリー。
冒頭は登場人物や西日本国際空港の造景観の描写などが続くが、犯人は身近なところに潜んでおり、中盤から後半にかけて一気にストーリーが進むため、一晩で読んでしまいました。五條瑛は2001年第三回大藪春彦賞を受賞されている小説家で、その他の作品も読んでみたいと思っています。
2009年には『ROMES/空港防御システム』というタイトルでテレビドラマ化もされています。