著 者 : 東野圭吾
出版社 : 講談社
幼少時、夜中に家を抜け出して流星群を観に出掛けている間、両親が何者かにより惨殺された三兄妹は、その流星群に復讐を誓う。身よりが無く養護施設で幼少期を過ごしたが、詐欺に襲われたことから、他人に頼らず強く生きるために詐欺の道に進む。
事件から14年が経過し、時効を迎えようとしていた時期に、詐欺のターゲットとなる人物に犯人に繋がる糸口を見つけ出すが… しかし、本当の犯人は身近に潜んでいた。
最後まで犯人が分からないまま推理が進んでいく物語はさすがとしか言いようがありません。本作品は2008年に書店新風賞受賞、2009年本屋大賞ノミネートされ、テレビドラマ化されていますが、東野圭吾の作品はテレビドラマ化や映画化されたものが数多くあり、小説が苦手な方も映像を通して楽しむことができます。