PLAY REPORT

実際に行われた趣味・遊びのレポートをお伝えいたします。

2023年11月19日

#016「OGAWARA MTB S-PARK」

「本格MTBコースにいざチャレンジ!」

 

初心者から上級者まで楽しめる
本格MTBコースを駆け抜ける!

 

宮城県大河原町の白石川河川敷に、2022年4月に誕生したマウンテンバイクコースへ。普段はクルマ相手のつくりばプロジェクトチームだが、さてMTBの腕前はいかに。


 自転車ブームと言われて久しいが、マウンテンバイク(以下MTB)の人気もここ2~3年で再燃しているという。およそ20年前にも日本でMTBが大流行し、ゲレンデや林道などを活用して各地で草レースが開かれたり、若者を中心とした流行に敏感な人たちが街乗り用に乗っていた時代があった。しかしその時代からMTBは大きく進化しており、ダウンヒル、クロスカントリーといった走行スタイルごとに多様化し、遊べるシーンも広がっているとのこと。そんなMTBブール再燃の話題を聞ききつけ、つくりばプロジェクトチームが注目したのは、お隣り宮城県にある日本初の河川敷MTBパーク。宮城県大川原町が「河川敷賑わいプロジェクト」の一環として造設した町営のMTBコースだ。


 

未就学児でも走れる練習ゾーンから
日本最大級のパンプトラックまで
大人も子ども楽しめるMTBコース

 コースレイアウトは、MTBプロライダーの井手川直樹氏が監修を行っているとのこと。練習用のスキルアップゾーンから、技術レベルに応じて楽しめるコースが4つ用意されている。とくに全長150m×2のパンプトラックが人気で、コブ、テーブルトップ、バンクが絶妙に組み合わせされていて、乗るたびに課題が見つかる面白さがあるという。ほかにも左右非対称の本格派100m×2のショートトラック、ランニングバイク専用コース、スキルアップエリアがあり、一日中遊んでも飽きない工夫が満載だ。

用意してもらったレンタルバイクにまたがるつくりばプロジェクトチームの面々。


 今回参加したつくりぱスタッフ全員がMTBはほぼ未体験ということもあり、最初に「S-PARK」の高橋さんから基本的なレクチャーを受けることに。「MTBはロードバイクに比べてタイヤ、フレームが太く頑丈です。その分、摩擦抵抗も大きくなるのである程度の体力が必要になってきます。自転車、とくにMTBは全身運動効率が良い有酸素運動なんですよ」とのこと。「S-PARKではご自身の体力、運動能力、経験に応じて走るコースを選べます。最初はまずスキルアップエリアでコブ、ガタガタ道、テーブルトップ、一本道、ウッドセクションそれぞれのセクションを経験してみてください」

MTBの基本の操作をレクチャー。乗車姿勢や変則レバーやブレーキの使いかたなどを学ぶ。
最初はスキルアップエリアで、MTBコースに出てくる各セクションを教示いただきながら体験。

 

夢中でチャレンジしていたら
あっという間の1時間

 見た目はそれほど難しそうに感じなくても侮るなかれ、実際MTBで走ると、一本道はフラフラに、ガタガタ道では思いの外ハンドルが取られて意外なほど思い通りには走ることができない。2、3回それぞれのセクションを経験してみたら、次は手始めにランニングバイクエリアでチャレンジ。「MTBのペダルを漕ぐため足の力も必要ですが、コース内ではセクションに応じて判断力が求められるので目も頭も使います。まずは転ばないよう、自分のペースで走ってみてください」と高橋さん。

慣れたらランニングバイクエリアとショートトラックヘ移動し、走りながらセクションをクリアする練習。
繰り返し走るほどに、MTBとの一体感を感じるように。

 

 ランニングバイクエリアにある程度慣れたら、次はショートトラックへ移動。ここはスタート直後にコブのセクションを進み、右側がオフロードコース、左側がバンクやコブ、一本道、テーブルトップが組み合わされたテクニカルコースになっている。それぞれが100mのトラックをつくりばメンバーは繰り返し練習。「めっちゃ面白い!」「なんかMTBと一体化してきた気がする」「セクションの対応もなんとなくわかってきたよ」の声が聞こえてきたところで、 S-PARK最長のパンフトラックへ。

ランニングバイクエリアのコブは最初みんな戸惑い気味。繰り返すうちにスピードが上がってきた。
デコボコ道をはしる際は下ではなく、少し先を見るように走る。それなりに体重移動ができるようになってきた。

 

コースに出たら自分との戦い、
いざタイムアタック!

 パンプコースはペダルを漕いで前進しながら、随所に現れるセクションをクリアしていく150mのコース。それぞれに練習を兼ねて数週走ったら、最後にタイムを計り、自分の実力を確認することに。「慎重さも求められますが、ぜひタイムアタックなのでスピードも意識してみてください」と高橋さんの掛け声でスタート。体験当初に比べるとつくりばスタッフ全員がMTBとの連帯感は高まっているように見えたが、連なるコブに苦戦したり、土にペダルを取られて思うようにスピードが出せないなど、まだまだ伸び代満載のライディング体験となった。タイムトライアル終了後、「いやー、MTB欲しくなっちゃったなぁ」「今度はプライベートで子どもも一緒に連れてきたい」とつくりばスタッフが口にすると、
「ご自身のMTBを持つコンでいただくことなになりますが、平日だとほぼ貸切状態でご利用いただけます。河川敷から表蔵王の山々がとても美しく見えますよ。ぜひまたチャレンジしにいらしてください」と高橋さん。運動不足になりがちな初冬には全身運動ができるMTBという選択は大いにアリかもしれない。

最後にコースでタイムトライアルにチャレンジ。回数を重ねるたびに速くなってきた。
S-PARK内にはコースだけでなく、芝生が広がる休憩スペースもあり。

 


 


 

  • 営業時間

    10:00~16:30
    冬季間(11月から3月)は10:00〜16:00

  • 利用料金 無料
  • レンタルMTB、ストライダー(土日祝日のみ)
     大人用1時間 200円 
     子ども用1時間 100円
     延長1時間100円
  • 定休日
    年末年始及び雨天時等閉鎖

※毎日のコースコンディションは、S-PARKのフェイスブック内で配信中。「OGAWARA S-PARK フェイスブック」で検索を。

 

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