PLAY REPORT

実際に行われた趣味・遊びのレポートをお伝えいたします。

2020年11月26日

#003「4 couleur(キャトルクルール)」

「4 couleur(キャトルクルール)」野遊びを徹底網羅する「スノーピーク」のアーバンアウトドアショップ

 

 新潟県三条市発信のアウトドア総合メーカー「スノーピーク」のアーバンアウトドアショップインショップ『4 couleur』(キャトルクルール)が今回のつくりばステージ。近年のキャンプブームで注目を集める話題の店で、初級のキャンプライフを学ぼう。


 

県内唯一のスノーピーク専門店

 

 山形市南部、元木二丁目の住宅街に佇むシックな店舗。入口には快適にくつろげそうなチェアのほか、焚火に使うのであろう蒔きやウッドチップが並んでいる。タープが張られたウッドデッキスペースにはテーブルもセットされ、暮らしに溶け込む快適なアウトドアスタイルをイメージさせるのに充分だ。

エントランスに展示されているテーブルセットなどすべてスノーピークの商品。


「最適な機能を持ちつつ、都会的で洗練されたデザインの日常性も兼ね備えたアイテムを取り扱っています。今日は実際にテントを張ったりしながら、スノーピークの道具を使ったBBQ体験もしてみましょう」とシニアマネージャーの神尾裕樹さん。今回はつくりばプロジェクトチームから、アウトドアは初心者という4人が参戦し、その魅力に迫る。

 


 

職人メイドなアイテムとの出合いが住まいと野外の境界線を無くす。

 

キャトルクルールの店舗敷地内には、ウッドチップが敷き詰められたアウトドアスペースが用意されている。購入を検討する際、テントやタープを広げて試すことができるほか、グリルテーブルや焚火台などの使い勝手をシミュレーションすることも可能だ。またイベントやフェアの開催時には、キャンパーに大注目のモバイルハウスの展示も行われたとのこと。アウトドアシーンを体現できるスペースが敷地内にある強みは大きい。

スノーピークSIS(ショップインショップ)マイスターの髙木智史さん

「今回は大人6人用のテントを組み立ててみましょう。居住空間になるインナーテントに、保温や結露低減効果のあるルーフシートをセットして完成になります」と先導してくれたのは、スノーピークSIS(ショップインショップ)マイスターの髙木智史さん。収納時は大人ひとりで軽々持てるコンパクトサイズながら、取り出すと3m×3mほどのシートが地面に広がる。


「このサイズのテントなら、家族でキャンプに出かけたとしてもパパひとりでも設置することができます。荷物置き場を考慮すると、大人2人と子ども2人で使うのが理想でしょうか」とのこと。

 

設置したテントは大人4人が楽にくつろげるサイズだ。

 設置に参加したメンバーによると「思っていたよりも軽くて扱いやすいです。フレームパーツが色分けされてあったり、フックなどの留めかたがシンプルでわかりやすい。一般的なテントに比べてペグが強固な点はさすがですね」と関心した様子。

消耗品という概念を変えた最強ペグ。繰り返し使えるのでコスパもいい。

 

 今回設置体験したテントは、エントリーモデルながら耐久性と風の影響を最小限に抑える設計であったり、室内の保温性や防水性、フライシートやインナーシートが採用されているなど、道具として一生付き合っていけるスペックが十分に備わっている。「自然のなかに作り出すベッドルーム、それがテントです。雨風を凌ぐことができて当たり前。山や森、川、海といった、あらゆる環境下で地球の地肌をダイレクトに感じながらも快適に過ごせる性能が必要です」と髙木さん。スノーピークが目指しているのはそうした非日常下での日常を追求するツールであり、人生を豊かにする存在だという。

 

 

「前室後室両方にメッシュパネルを備えているので、夏場でも涼しく過ごすことができる仕様になっています。また、スノーピークの特徴でもある丈夫なペグは、テントやタープを支える要。どんな地面にも確実に固定できるよう鍛造製法で作られています」と髙木さん。「このペグはスノーピークの故郷でもある新潟市燕三条が世界に誇る鍛冶技術が活かされているんですよ」と続けて教えてくれた。

 

 



 

アウトドアフィールドはもちろん、タウンでも日常的に使える秀悦なアイテム

 

 40分程度で完成したテントの横に、今度はテーブルとキッチンシステムを用意しBBQの準備を進める。キッチンシステムは用途に合わせたパーツを組み合わせながら自分仕様にカスタマイズできるスノーピークの人気商品だ。ガス燃料のフラットバーナーに飯ごうを乗せ、ご飯が炊きあがるのを待つ。隣には本格焼肉仕様の鋳鉄グリルがセットされ、いよいよBBQタイムだ。
「今回はテーブルの高さをロースタイルにしました。座りながら楽に肉や野菜を焼いたり、飲食できる高さです」と髙木さんが話すと、「チェアとの相性がすごくいいですね」と、つくりばメンバーが反応。「このローチェアは座面の下にも支えがあるので、座りながら動いても体が沈みこまないんです」と神尾さんが説明してくれた。

着心地、素材、使い勝手にもこだわりが散りばめられたアパレルはキッズ、レディース、メンズサイズが揃う。


 

「キッチンシステムもチェアも、デイリーでご愛用いただけると思います。実際、スノーピークのチェアやテーブルをリビングで使われるかたも多いんですよ」とのこと。シーンを分けずに使える価値の創造、その視点こそがスノーピークの真骨頂でもある。ここキャトルクルールは、スノーピークのアーバンアウトドアショップとして東北最大級の品揃えを誇る。キャンパー必須アイテムからキッチン小物、アパレル、ファニチャーまで、日常にも取り入れられるハイスペックなアウトドア用品を常時700点以上が揃うのだ。

 

 


 頃合い良く牛カルビが焼け、炊きたてのご飯が配られたところで、グリルを囲みながら感想を尋ねると、
「道具の準備や片付けなど、もっと大変なイメージがあったが、スノーピークのアイテムは使い勝手や収納性の良さで解消してくれる感じ。認識が改まった」「普段使いできる用品が多くてびっくり。これが家にあったら過ごしかたも変わりそう」「モノが上質なので、長く使えるね」と上々。

 

余分な脂が水皿に落ち、煙の発生を最小限に抑えてくれる設計の鋳鉄グリル。清掃の手間が省けると評判。


 スノーピークを知ればアウトドアシーンで〝寛ぐ〟〝遊ぶ〟ことがさらに身近になりそうだ。ライフスタイルを豊かにしてくれるヒントを探しに出かけてみては。


 

左からキャトルクルールのシニアマネージャーの神尾さん、マイスターの設濼さん、髙木さん

 



 

  • 店舗データ
4 couleur(キャトルクルール)
 
 山形県山形市元木二丁目10-49
 TEL:023-676-4122
 営業時間:11:00-20:00
 定休日:毎週木曜


インスタ⇒ urbanoutdoor_4couleur
ホームページ⇒ https://www.4-couleur.net

 

お店へのアクセス

 
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