PLAY REPORT

実際に行われた趣味・遊びのレポートをお伝えいたします。

2023年08月30日

#015「HADO FILD YAMAGATA」

「最新ARスポーツHADOにいざチャレンジ!」

 

世界中で注目されている日本発のARスポーツ
「HADO」でアタマとカラダを動かせ。

 

 日本発祥の最先端テクノスポーツ「HADO」をご存知だろうか。ヘッドマウントディスプレイと呼ばれる専用のゴーゴルを装着し、腕にはアームセンサーを装着して楽しむARスポーツだ。フィールド内で自由に移動しながら仲間と3人1組で対戦。現在、世界39ヶ国以上、109店舗以上の施設で体験することができるとか。そんな「HADO」を東北で唯一体験できる『HADO FILD YAMAGATA』が、山形市上山家町にある『スポーツクラブエスポート』内に2022年にオープンした。面白そうなことにはいち早く首を突っ込むのが「つくりばプロジェクト」のモットー(?)ということで、早速チャレンジすることに。

 

スポーツ経験がなくてもOK
年齢、性別関係なく楽しめる!

 集まったのは、山形トヨタ『つくりばプロジェクト』から3名と、その対戦相手としてO社から有志3名。全員が「HADO」は初体験ということもあって、一体どんなシチュエーションで? どんなルールで?? と始まる前からドキドキの様子。
 最初にインストラクターからHADOとは、またアイテムやゲームルールについての説明を受ける。「ひと言で説明すると、仮想フィールドのなかでボールを放って相手に当て、その得点を競うゲームです。3人1組になってバトルを行いますが、1セット80秒の試合を3セット行い、最終的にスコアが高いチームの勝ちとなります」とのこと。「まずはこのゴーグルを装着していただきます。これはヘッドマウントディスプレイといって、HADO AREAが見えるようになります。腕にはアームセンサーを装着してください。アームセンサーでボールを放ったり、防御シールドを出したりします」とここまで説明を受けたつくりばメンバー。ゴーグルを装着し、目の前に広がるコートを見渡しながら「ゲーム空間に入った!すごい」と大興奮。インストラクターが説明を続ける。「手を前へ出してボールを放ちます。アームセンサーでそのスピード、大きさ、数などのスキル調整ができます。次に、腕を下から上へ上げて、シールドを出現させてみてください。出せるシールドの枚数や強さもアームセンサーで調整できます」
 初体験6人は戸惑いながらもインストラクターの指示に合わせて動いていく。目の前に広がるARスポーツのフィールドはまさに異次元。ゲームの世界感に慣れたタイミングで、さっそく試合を始めることに。

ヘッドマウントディスプレイ
ゴーグル内のディスプレイ。仮想世界が広がる
ボールやシールドの設定ができる
アイテムを装着し、まずは練習

 

現実と仮想がミックスされた
80秒の熱血バトル

 見学者はリアルなプレイコートではエナジーボールもシールドも見ることはできない。しかし館内に設置されたモニターを通して、プレイヤーが見ている仮想空間を一緒に楽しむことができる。ピンクと水色に分けられるチームカラーのエナジーボールやシールド、プレイヤーのボディに装填するライフもそうだが、プレイヤーの動きに合わせてしなやかに動き、ボールがヒットすれば弾けたり破壊される演出も美しい。現実と仮想がミックスされた、魔法のような映像は、これまでにないまったく新しいスポーツであることを確信させる。

ゲームモニター
モニターには迫力満点の攻防戦の様子が映し出される


 1試合80秒と聞くと短く感じるものの、実際体験したつくりばプロジェクトメンバーによると「80秒、結構長いです。疲れます。相手のボールをかわしながら、ライフを守りつつ自分でも攻撃するって、結構頭も使うんで」「シールドを強化して守りに徹するとか、一番スタミナがある人が攻撃中心に動こうとか、作戦も大事だね」との感想が。

体力には自信がある「つくりばプロジェクト」メンバー
ボールを打つ練習中。現実にはこう見えている
作戦会議中。攻撃、守り、設定も作戦のうち
初めは様子を伺いながらの攻撃

 

次第に大きくなる動きに
「いい汗かいた!家族や友だちとまた来たい!」

 つくりばプロジェクトメンバー対O社の対決は、1回戦より2回戦、2回戦よりさらに3回戦が盛り上がり、参加メンバー全員の動きがみるみるダイナミックに変貌。結果はつくりばプロジェクトメンバーの勝利となったが、「いやー、80秒って意外と侮れないね。すっごく面白かったけど、思っていたより動いた!」「太ももパンパンだもん、明日絶対筋肉痛だー」と想像以上に身体に応えた様子。「初めてだったから、たぶん無駄な動きが多かったかも。1対1の対決じゃないところもポイントで、どれかひとつに集中するんじゃなく、避けて打って、チームの状態も見て、相手の弱っているところを見極めてとか、いろいろ考えなきゃならない」と分析。初回でこれだけゲーム性の高さを体感している言葉を聞けるとは、夢中になれる要素が多いことの表れだろう。

O社の皆さんも真剣な表情でボールを放つ
慣れてきて次第に動きも激しくなってきた


 「子どもたちも喜ぶよねコレ。天候関係なくプレイできるのもいいし、来週来ようかな」の声もあれば、「会社のイベントにもできそう。支店対抗とかにして」「いいねー!」と盛り上がるメンバーも。O社の参加者も「今度ぜひリベンジさせてください」と参戦意欲マンマンだ。
 アニメやゲームのような世界に入り込んで戦う最先端スポーツ「HADO」。競技としても国内外で人気上昇中のようだが、新しもの好き、身体を動かすことが好き、ゲーム好き、いろんな魅力を兼ね備えているだけに、2023年はちょっと注目しておきたいスポットだ。


 


  • 紹介スポットデータ
    HADO Field Yamagata(HADOフィールド山形)
    山形県山形市上山家町758-2
    スポーツクラブエスポート内
    TEL:023-634-1800
      • 営業時間

        平日/19:00~22:00 土日祝/10:00~21:00

      • 火曜日定休

      • 料金

        ●HADO体験プラン(1名からOK)
        平日・土日祝料金
        2,200円/60分(1名) 1,650円/30分(1名)

        ●団体プラン(13名以上)
        平日・土日祝料金
        33,000円/120分

        ●ファミリープラン(同居家族のみ)
        平日・土日祝料金
        5,500円/60分

      • ホームページ

        https://hado-yamagata.jp

     

    MAP

     

    ●Special Thanks

    O社の皆様、お忙しいところ取材にご協力いただきありがとうございました。

     


     

     

     

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