※当記事でご紹介させて頂いております、アリスカフェイオンモール山形南店様は
２０２２年１月１０日をもって閉店となっておりますが、東北萬国社様でのコーヒー購入が可能です。

新鮮なコーヒー豆が買える、味わえる

老舗焙煎会社のアンテナショップ

2019年10月31日 記事公開

山形トヨタ 大野目店　高橋

近くの支店に勤めていた時、昼食後のカフェタイムで頻繁に利用しては、同僚とよく団欒したものです。甘いものと共に美味しいコーヒーを飲むと、午後も仕事を頑張ろうって気持ちになれるんです。

山形トヨタ 大野目店　菅原

会社で出しているコーヒーは、「アリスカフェ」さんの母体である東北萬国社さんのもの。とても美味しくて、飲むのを毎日楽しみにしています。今回の取材では、その美味しさの秘密を聞いてみたいです。

ふらり気軽に立ち寄れるスペースで
プレミアムなコーヒーとソフトクリームを♪

今回の「名店セレクション」は、私こと山形トヨタ大野目店の高橋と菅原が、山形市のコーヒー豆焙煎会社「東北萬国社」のアンテナショップである「アリスカフェ」さんにお伺いしました。

こちらは南山形に位置するイオンモール山形南の開設以来、同施設内にて自社焙煎のコーヒー豆をはじめ、自社で開発するソフトクリームをメインに取り扱っています。現在、店舗があるのはフードコートの一角。場所柄もあり、お手軽な価格で、かつ、高品質なコーヒーが飲めると、家族連れや愛好家の支持を集めています。

自社焙煎を得意とする企業のアンテナショップということもあり、店舗ではバラエティに富んだコーヒー豆を販売しています。

そして、定番のアリスブレンド、萬国ブレンドのほか、生産地特定のコーヒー豆（いわゆるスペシャリティコーヒー）も数多く取り扱っているそうです。なんでも、飲みやすさを求めるブレンド派のお客様と、さまざまに特徴のある個性的な味わいを試したいというお客様で、その人気は二分されるとのことですが、いずれのお客様も販売されている焙煎豆の鮮度にとても満足してくださっているとのことでした。

それもそのはず、同店の母体である「東北萬国社」では、まだ日本に数えるほどしかないローリング社のスマートロースターを導入。少ロットでも芯まで焙煎した豆を出荷できる体制にしたことで、店頭には焙煎したての新鮮なコーヒー豆が並びます。

かつ、一定期間を超えたものは入れ替える体制を整え、同時に品種の入れ替えも行いながら、いつ来店しても常に鮮度の良い豆、前回とは違う豆を購入することができるのだそうです。

私が感じたこちらのコーヒーの美味しさは、そうした徹底的なこだわりに由来するもので、かつ、コーヒーをイートインで提供する時は、香りをより感じてもらうためにアロママグと呼ばれる特殊な形状のマグを使用しているとのこと。

そんな「アリスカフェ」さんの細かな気遣いに驚きつつ、私はボリュームのあるその一杯を楽しみながら、この場所で癒されていた頃を思い出していました。味はもちろん、コーヒーの香りは居心地の良さを倍加させるのですね。

店長である渡邉さんに、接客をする上でのこだわりを伺うと、いろいろなことを話してくださいました。

中でも私が感心したのは、お客様とのコミュニケーションを大事にするということでした。フードコート内でのお客様とのやりとりは、もしかしたら1、2分内でのことかも知れません。その間、いかにお客様の要望を汲み取り、豆の販売や商品の提供をするのかは、コーヒー好き、接客好きでなければできない仕事だと思いました。

現代に生きる私たちにとって、コーヒーは毎日のように飲むものです。また同時に、嗜好品であり、その好みは人それぞれ。ただそこには、豆が新鮮かどうか、販売する側がコーヒーを愛しているかいないかで、一定の品質の差が生まれるものなのではないでしょうか。きっとこれからもたくさんの“スペシャリティ”を提供し続けてくれる「アリスカフェ」さん。おいしいコーヒーが飲みたい時に、真っ先に訪れたいお店なのです。

おすすめメニュー

モカソフト

自社焙煎コーヒーの味わいがひきたつ、乳脂肪分のあまり高くないものを使用。ジェラートのようなスッキリとした食感と味わいが楽しめます。甘いものが苦手という方にもオススメしたい、大人の味わいです。

ブレンドコーヒー

ゆっくりとコーヒーを楽しんでもらいたいという思いから、一杯一杯をたっぷりとしたボリュームで提供。コーヒーの香りが鼻先で滞留する、特殊な形状のアロママグで楽しむことができます。

定番の「アリスブレンド」や「萬国ブレンド」のほか、コーヒーの全世界収穫量の5%に満たないスペシャリティコーヒーなども取り扱う同店。お客様を飽きさせない、そのラインナップも魅力となっています。

お店へのアクセス