クラフトフードの世界観で
ハンバーガーはより美味しく進化する!

「LiFE burger&cafe」様は閉業されていますが、記録として掲載しております。

2024年6月25日 記事公開

山形トヨタ 本社 冨樫

モクテルからハンバーガーへ。業態が変わったと知り気になっていたのですが、お店におうかがいするのは今回が初。どんなこだわりが詰まったお店なのか、とても楽しみにしてきました!

まるでひと皿の料理のように
素材それぞれの旨みが伝わるハンバーガー

今回の【名店セレクション】は、七日町にあるハンガーガーショップ「LiFE burger& cafe」さんを取材しました。コロナ禍にノンアルコールカクテル「モクテル」の専門店としてオープンされた時にうかがいましたが、メニューを一新してハンバーガー専門店になってからは今回が初。なんでも長年ハンバーガーショップをやりたいと考えていたオーナーが、満を持して出店したとのことですから、自然と期待が高まります。今回はシェフを務める國井さんとスタッフの山口さんに、いろんなお話を聞いてみます！

ところで皆さんはハンバーガーに、どんなイメージをお持ちですか? 私はこのお店に来るまで、ジャンクフードというイメージを持っていました。しかしこちらで提供されているのは、“クラフトフード”としてのハンバーガー。県産牛100%のパティはもちろん、タルタルやハニーマスタードなどのソース類はすべて店内で調理し、バンズは市内のパン屋さんから届く特注品。普通はレタスをはさむところを、無農薬で水耕栽培されたケールを使用するなど、徹底的にこだわられているのです。そして手作りすることでよりおいしく、より体に優しいハンバーガーを目指しています。

ハンバーガー作りをする上で、國井さんが一番にこだわるのは火入れ。粗挽き肉で整形したパティを、玉ねぎとともに­じっくりと高温で焼き上げます。パティの表面に色づく焦げで、香ばしさと肉々しさを演出しているのです。「ハンバーガーは、どうしてもひと口目で味の印象が決まってしまいます。だからこそ、そのひと口目を大事に、味を構成していきます」と國井さん。まるでパティの声を聞くように、ジャストなタイミングで具材やソースと共にバンズで挟んでくれました。

それでは、恒例の実食タイムです。私がオーダーしたのは、お店で一番人気の「ライフバーガー（1290円）」。なんでもモクテル専門店の時に人気だったスパイスカレーをソースにしているとのことで、初めてのお客様にはまずはこれをとおすすめしているそうです。いざかぶりつけば、肉汁の溢れるパティと甘めのバンズ、そしてスパイシーな味わいのソースの組み合わせに、ひと口目でノックダウン。その味の虜になってしまいました！ジャンクでもファストでも無い、“クラフトフード”としてのハンバーガーは、まさに未体験の味わいでした。

お店では、原液を一から手作りした「クラフトコーラ（330円）」を提供していますが、これもまた優しい甘味とスパイシーな風味が格別でした。クラフトジンジャーエール（甘／辛 330円）もあるということなので、気になる方はお試しになってください。刺激多めの辛いジンジャーエールを、私なら選んでしまうかもです。

はじめは「クラフトフードって?」という印象でしたが、お話をするなかでその意味を理解し、また食べることでおいしさに納得した取材となりました。かなりのボリュームがありましたが、ジャンクではないハンバーガーを味わおうという女性のお客様が大半なのだそうです。きっと体に優しい手作りバーガーだから、食後の罪悪感も少ないのでしょうね。また、広い店内にはベビーカーでの入店も可能だそうです。２階にある店内まではエレベーターを使ってきてくださいとのこと。クラフトハンバーガーへの愛やこだわりを話してくれた國井さんと山口さん、本当にありがとうございました。読者の皆さんも、ぜひLiFEこだわりのハンバーガーを食べに行ってください。

MENU
※2024年6月現在の料金です（税込）

ライフバーガー（1290円）

10種類のスパイスのカレーソースが技ありな、お店の定番バーガー。すべてのハンバーガーにはポテトかサラダが付いてきます。

ベーコンハニーマスタード（1390円）

スタッフの山口さんおすすめ! 甘塩っぱいソースが後引くおいしさです。トッピングには刺激的な辛さのハラペーニョなんていかがでしょうか。

テリヤキチーズ（1380円）

日本生まれの照り焼きソースが、肉の旨味を引き立たせます。外国人のお客様からも、太鼓判をいただいたバーガーです。

キッズプレート（790円）

可愛らしい小さなサイズのバーガーですが、もちろん味わいはレギュラーサイズ。お子様にはもちろん、ダイエット中の方にもおすすめかも。

お店へのアクセス

LiFE burger& cafe