この記事は 新庄店 が取材しました。
〒996-0041 新庄市大字鳥越3821
電話番号:0233-22-6877
https://ytj.jp/yorimichi/shop/240
目指すは雪深き温泉街。
肘折温泉にあるそば処へ行こう!
2018年4月19日 記事公開
山形トヨタユーパーク嶋 矢作
そば屋巡りが大好きで、自宅でもそば打ちに挑戦しています。そんな私がぜひ紹介したいのが、肘折温泉にある『そば処 寿屋』さん。営業でお伺いするたびに、その美味しいおそばを堪能しています。店内にある薪ストーブを眺めながら、キリッと冷たいそばを啜れば、普段はなかなか味わえないような、なんとも乙な気分に浸れますよ。
麺線は長く、香り良し。
喉越し楽しむ旨いそば。
今月の『名店セレクション』では、山形トヨタ新庄店の私、矢作が『そば処 寿屋』さんを取材しました。温泉街の真ん中を流れる銅山川。そのほとりに佇むこちらは、かつて大蔵鉱山が賑わっていた時代に小さな和食店として暖簾を上げました。当時、鉱夫たちが憩いの場として足繁く通い、とても繁盛されたそうです。三代目のご主人・早坂正廣さんがお店を継いでからは、専門店としてそば一本に絞り、今では旅館への宿泊客以外にも、県内外から多くのお客様が集まるお店となっています。大のそば党の私としては、ぜひ皆さんにご紹介したい、大蔵村のとっておきの名店です。
取材にお伺いしたのは、大雪が続いた2月のこと。日本一の豪雪地帯として知られる肘折温泉に続く道は、両端に高い雪の壁がそびえていました。深々と降る雪の中、車を走らせて、ようやくお店へ到着。薪ストーブで暖められた店内へと、ご主人の早坂さんに迎え入れていただきました。そして、「まずはお腹が空いたでしょう」と、おそばをご馳走してくださいました。
いただいたのは、大好物の『板そば』。冷水で締めたそれは、瑞々しく清らか。良い塩梅のつゆにくぐらせれば、スルスルといくらでも食べられそうな喉越しの良さです。聞けばご夫婦で来店されるお客様が多いそうで、板そば2枚に天ぷらの盛り合わせを1つ追加するのがお店の定番となっているとか。また、温かいメニューも豊富で、「なめこそば」、「鳥そば」が人気とのこと。いずれも美味しそうで、いつか全種類を制覇したいです。
クラウンを13年愛用いただいている早坂さん。「私の若い頃は『いつかは、クラウンに』というキャッチコピーがあって、一生に一度は乗りたい憧れ車だった。それを目標にして働いて、ようやく購入できたときは嬉しかったよ」と満足げな笑顔を浮かべながら、車への思いを話してくれました。「圧雪の道もスムーズに走り、故障もないし最高。だけど長持ちし過ぎで、矢作さんは乗り換えて欲しくて困っているみたい(笑)」。いえいえ、そんなことはありませんが、ぜひ次はプリウスをご検討ください(笑)。
早坂さんは、観光客の需要が増えることを見越して、小さな日本家屋だったお店を、団体客にも対応できる店舗へと建て替えられました。現在は東北芸術工科大学出身のアーティストの作品を展示するなど、一緒に働く息子さんのアイデアも店作りに反映されています。時代を読むことと、新しいアイデアを積極的に取り入れることは、私たち山形トヨタにとっても大事なことです。そうやって4代に渡りお店を続けられている『寿屋』さんは、本当に素晴らしいなと感動しました。
「今の時代に大事なのは、高い安いとかの値段ではないと思います。どれだけお客様のニーズに合っているかが大切。常にお客様の身になって考えるよう心掛けています」と早坂さん。私も営業担当者として、この取材を通して学んだことを、日々の業務に生かしていきたいと思いました。そしてできれば、早坂さんのそばの味をいつか自宅でも再現したいと、強く心に誓ったのです。皆さんも、ぜひ肘折へ。優しいお湯と美味しいそばを味わってくださいね。
そば処 寿屋 おすすめメニュー
鳥そば
やわらかく炊いた鶏肉が入った、冬におすすめの温かいそば。鰹ベースのつゆに鶏の風味も加わり、ほっくりとした美味しさです。
なめこそば
肘折の秋の名物、原木なめこがたっぷり。ぷりぷりとした食感が面白く、ややとろみが移ったつゆで最後まで熱々のままいただけます。
お店へのアクセス
〒996-0041 新庄市大字鳥越3821
電話番号:0233-22-6877
https://ytj.jp/yorimichi/shop/240
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