この記事は 天童店 が取材しました。
〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244


老舗お茶屋さんと ベテランパティシエが
織りなす至福のスイーツに感動!
2026年2月6日 記事掲載
(情報は取材時のものです。詳細はお店にお問い合わせください。)
お茶の緑茶園 オーナー:遠藤さんご夫妻(写真)
パティスリー ルシエル パティシエ:日下部さん
今回の【名店セレクション】は、天童市の『お茶の緑茶園』さんと、河北町の『パティスリー ルシエル』さんを紹介したいと思います。どちらも以前から気になっていたお店で、ようやく取材できることにワクワクしながら向かいました。
『お茶の緑茶園』さんは、その名の通りお茶屋さんですが、店内には抹茶を使ったスイーツがずらり。どれも人気商品で、思わず目移りしてしまいます。中でも、茶筒をイメージしたシュークリーム「Chou✕CHACHACHA(シューチャチャチャ)」は、発売当初から話題になった看板スイーツ。新聞などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
実はこの「Chou✕CHACHACHA」を手がけているのが、姉妹店の『パティスリー ルシエル』さん。今回は、『お茶の緑茶園』の遠藤さんご夫妻、そして『パティスリー ルシエル』のパティシエ・日下部さんに、じっくりお話を伺いました。
『お茶の緑茶園』さんは、創業42年を迎える老舗のお茶屋さん。取材中も、長く地域に親しまれてきた空気感が伝わってきました。
一方で、町のお茶屋さんを取り巻く環境は年々厳しくなっているそうです。その反面、抹茶の需要は国内外ともに伸びており、特に海外では健康志向の高まりから注目度が上がっているとのこと。確かに、私自身も家で急須を使う機会は減りましたが、抹茶スイーツはつい手に取ってしまいます。
抹茶ロールケーキや抹茶パフェ、抹茶ソフトなど、抹茶スイーツの盛り上がりは今や定番。そうした流れを受け、『お茶の緑茶園』さんでも本格的に抹茶スイーツの商品開発に取り組むことになりました。それが、2023年のことだったそうです。
『お茶の緑茶園』さんが目指したのは、「抹茶を本当のお菓子として味わう新しい文化」をつくること。これまでお菓子づくりに使われる抹茶は、“お菓子用”として調整されたものがほとんどでした。そこで、「せっかくなら、本物の抹茶を使ったお菓子に挑戦してみよう」と一歩踏み出したそうです。
そんな中、ご縁があって河北町の『パティスリー ルシエル』さんがグループ企業に加わり、試行錯誤の末に誕生したのが「Chou✕CHACHACHA」。お話を聞いているだけで、その裏側にある熱意が伝わってきました。
目の前に現れた「Chou✕CHACHACHA」は、思わず二度見してしまう不思議なカタチ。茶筒をイメージしていると聞いて、思わず「なるほど!」と声が出ました。正直、私が最初に思った感想は「これは…何のお菓子?」。
「Chou」はシュークリーム、「CHACHACHA」は抹茶を使ったいろいろなお菓子を組み合わせていることから名付けられたそうです。一番上には抹茶ベースのプリン、その横にはスポイトに入った“追いかけ抹茶”。この発想だけでもう楽しい。筒の部分はクッキー生地で、中には抹茶シュークリーム。冷凍販売ですが、8時間ほど冷蔵解凍すると、クッキー生地がクリームを吸ってしっとりし、日本のシュークリームに近い食感になるそうです。
上から少しずつ食べ進め、好みで追いかけ抹茶を足して濃さを調整。正直、私の想像を軽々と超えてくる面白さで、「これは楽しい!」の一言。見た目のインパクトだけでなく、抹茶の美味しさをしっかり堪能できる一品でした。
抹茶のほか、ほうじ茶バージョンもあり、基本は予約制。在庫がある場合もあるので、気になる方はまず問い合わせを。
『お茶の緑茶園』さんで一番人気なのが「抹茶生スフレロール」。こちらも抹茶好きにはたまらない一品です。ふわふわの抹茶スフレ生地に、低脂肪の生クリームを合わせることで、生チョコクリームも重たくならず、抹茶の香りがしっかり立っています。
「抹茶生チョコ」は、日下部さんがスイスの有名チョコレート専門店で働いていた経験を活かした逸品。口どけの良い生チョコと、贅沢に使った抹茶の風味をそのまま楽しみたい方におすすめです。
続いて場所を『パティスリー ルシエル』さんへ移し、パティシエの日下部さんにお話を伺いました。
日下部さんは、スイスの日本大使館で公邸料理人として勤務した経験をはじめ、スイスのチョコレート専門店、国内の有名フランス菓子店などで研鑽を積んできた方。お話の端々から、確かな技術と誠実なお菓子づくりへの姿勢が伝わってきます。
公邸料理人時代には、できるだけ添加物を使わない菓子づくりを学んだそうで、その考えは今のお店づくりにも生かされています。
まず伺ったのは、看板商品のシュークリーム。『パティスリー ルシエル』のシュークリームは、ヨーロッパで「クロカンシュー」と呼ばれるタイプで、日本で一般的なものとは少し違います。
シュー生地の上に、焼き菓子「ガレットブルトンヌ」の生地を薄くのばして重ね、カリカリに焼き上げるのが特徴。中には、バニラが香る濃厚なカスタードクリームがたっぷり入っています。
バターを贅沢に使ったガレット生地のサクサク感と、もっちりしたクリームのコントラストが新鮮で、「これが本場のシュークリームか!」と、ちょっとフランスに行った気分になりました。
ショートケーキは「ビスキュイシャンティ」。「ビスキュイ」はふんわり軽いスポンジ生地、「シャンティ」は砂糖を加えて泡立てた生クリームのこと。シンプルだからこそ、素材の良さが際立ちます。
季節ごとに使われる果物が変わるのも楽しみのひとつ。取材時は、みずみずしい黄金桃が使われていました。
焼き菓子のラインナップもとても充実しています。バターの風味が広がる「ガレットブルトンヌ」、
甘みとほろ苦さが楽しめるパイ生地の「プレオール」、ブルターニュ南部のアーモンドを使った「サブレナンテ」など、どれも本格派。スイスやフランスで経験を積んできた日下部さんならではの品揃えで、手土産に選べば喜ばれること間違いなしだと感じました。
『パティスリー ルシエル』さんの営業日は、金・土・日曜日。デコレーションケーキは予約制ですが、「クロカンシュー」や「ビスキュイシャンティ」は営業日に購入可能です。ただし、確実に手に入れたい場合は予約がおすすめ。そのほか、お得な「うちカフェ週末セット」なども用意されているので、気になる方はぜひHPをチェックしてみてください。
『お茶の緑茶園』さんと『パティスリー ルシエル』さんのコラボレーションスイーツは、どれも本当に美味しく、取材しながら思わず笑顔になってしまいました。
抹茶の素材を最大限に生かした独創的な「Chou✕CHACHACHA」には驚きの連続。そして、それを形にした日下部さんの、スイス・フランス菓子へのこだわりもしっかり伝わってきます。
どちらのお店も通販に対応しているのが、忙しい主婦にはうれしいポイント。
遠藤さんご夫妻、日下部さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。
MENU(※価格は2025年8月現在)
【お茶の緑茶園】
ほうじ茶1個+抹茶1個 1,200円
ほうじ茶2個+抹茶2個 2,200円
・ほうじ茶生チョコ 1,300円
・抹茶ショコラ 2,600円
・ほうじ茶ショコラ 2,600円
・ガトーショコラ 2,400円
【パティスリー ルシエル】
・モンブラン 600円
・チーズケーキ 500円
・ガレットブルトンヌ 300円
・KAKIGORI(苺、抹茶、黒蜜) 1,400円 ※夏期限定
お店へのアクセス
お茶の緑茶園
パティスリー ルシエル
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〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
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