この記事は 本社 が取材しました。
〒990-2441 山形市南一番町11-16
電話番号:023-623-1911
当記事にてご紹介のLiFE様は、現在「LiFE burger&café」としてリニューアルされています。
こちらより、リニューアルされたLiFE様の記事を閲覧頂けます。
英国生まれのノンアルカクテル
『モクテル』ってご存知ですか?
2021年11月19日 記事公開
七日町散歩が好きな私にとって、あたらしいお店のオープンは嬉しいところ。はじめてきく “モクテル” というドリンクは、いったいどんな味がするのでしょう。取材前から、私の好奇心はとまりません!!
カフェタイムが、いっそう華やぐ
味も見た目も、キュートなドリンクに酔いしれて
今回の【名店セレクション】では、七日町に新しくできた東北初のモクテル専門店『LiFE』さんを取材しました。 “モクテル”という名を、はじめて耳にする方も多いでしょう。もちろん、私もそのひとりでした。なんでもノンアルコールカクテルのことを指し、真似たという意味のmock(モック)という単語と、cocktail(カクテル)を組み合わせた造語だそうで、発祥地であるイギリスでは、今とても人気なのだそうです。LiFEさんでは、そんなモクテルをはじめ、ランチやディナーにおすすめのプレートや、カフェタイムにぴったりのスイーツが充実しているとのこと。店内も広くナチュラルなディスプレイで、大窓から差し込む自然光もあり、とても爽やかな印象を感じました。
バーテンダーでもある店長の大塚陽介さんに、なぜ日本ではまだ数えるほどしかないモクテルの専門店をはじめたのかと訊ねると、もともとお酒が飲めない方や健康を気づかっている方、また妊娠中の女性たちの間で、モクテルが注目されていることを話に聞いたことがきっかけになったそうです。
ちなみに同店は、山形駅前にあるダイニングバー『リッツガーデン』さんの姉妹店。まずはそちらの店舗でモクテルを提供してみたところ、予想以上に大きい反響が得られたそう。
世の中的にもノンアルコールの需要が高まってきていたこともあり、この度七日町にて新店をオープンすることになったのだそうです。
それは山形からはじまる、新たなビジネスモデルへの挑戦。お話を聞けば聞くほどに、ワクワクしてきます。
さて、それではモクテルの実演タイムがはじまります。太古エジプトの時代がルーツとされるノンアルコールドリンクshrb(シュラブ)をベースにしたものや、リンゴやフランボワーズ、バラなど、山形県産のジュースを加えたもの、山形の酒蔵・出羽桜の甘酒を使用したものなど、現在お店で提供しているモクテルは季節ものを合わせておよそ20種類。さまざまな素材を組み合わせ、大塚さんの流れるような動きに合わせ、シェイカーの中で出来上がっていきます。今回は、味わいが特徴的なモクテルを、3種類つくっていただきました。
この日、私が味わったのは、山形県産ラズベリーと村山市の食用バラを合わせた香り華やぐモクテル。大塚さんが「お店の代表的なモクテルにしたいので、恐れながら文翔館フィズと名付けました(笑)」と手渡してくれました。それは本当にバラの香りがして、ベリー系の酸味やミルク由来のコクもあり、おいしい。あれ、帰り道運転できるのかな? と思うくらい、これでお酒が入っていないなんて不思議な感覚でした。七日町でショッピングした後に、おいしいモクテルで乾杯。満足感があるのに、お酒じゃないから車で帰れる(笑)。モクテルってすごくいいんじゃないかしら!!
また、モクテル以外にも、こだわったランチもいただけるとのことでした。
取材時には、スパイスカレーのランチセット(1,300円)をいただきましたが、寒河江市にある香辛料専門店「スパイス屋tikka」さんから、スパイスの使い方やレシピ、旨味を引き出す油のバランスなどを学び、万人受けしつつも本格的な味わいのカレーを目指したそう。
(2021年11月18日追記)現在はこのランチセットの代わりに、カレードリア等3種類のランチが週替わりで提供されています(各1,000円)。こちらのスパイスも同様にこだわったものを使用しているという事で、これは通うのが楽しみになってしまいます。
開店して間もない現在、特においしいものに敏感な女性の方々を中心に、リピーターが増えているそうです。思うに、酔わなくても楽しめることが文化として、いつか山形に定着するのではないでしょうか。もしくはノンアルコールのモクテルを入り口に、本格的なカクテルの道に進むのも楽しいのかも知れません。同店では、東京や北海道のモクテル専門店と交流し、レシピを提供していただいたりしているそうです。なかなか旅行にいけないコロナ禍ですから、モクテルを通して味覚で旅をするなんてのも、おもしろいかも知れませんよね。
MENU
左から個性的な味わいの「シュラブコーヒーアップルシナモン(850円)」、リピート率の高い「甘酒とリンゴ(750円)」、そしてバラをはじめ複雑な香りの「文翔館フィズ(800円)」。どのモクテルも、とてもノンアルコールとは思えない飲み応え。
本格的な味わいが楽しめる、LiFEのカレー。スープやデザートもついてお手頃な価格で、モクテルとの相性も抜群でした。
(2021年11月18日追記)
スパイスカレーセットのランチは、スパイスにこだわったカレードリアなど、3種類のランチに入れ替わっております。(各1,000円)
店内の緑は『mei-hua trading』の手によるものとのこと。インテリアフラワーのほか、植物のアレンジもお店で購入できるようです。気になる方はウェブをご覧ください。https://www.mei-hua.jp/
お店へのアクセス
LiFE
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〒990-2441 山形市南一番町11-16
電話番号:023-623-1911
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