この記事は 鶴岡店 が取材しました。
〒997-0011 鶴岡市宝田2丁目2-41
電話番号:0235-22-5500
https://ytj.jp/yorimichi/shop/238
舌の上ではかなく消える
口どけ軽いシュークリーム
2018年1月13日 記事公開
山形トヨタ鶴岡店 奥山
甘いもの好きな方にぜひおすすめしたい、鶴岡市は宝田にある洋菓子店『北家』さん。2年前から担当させていただいているお客様でもあり、我が家のクリスマスや誕生日などのお祝いでは、北家さんのケーキが必需品となっています。老舗漬物店『株式会社 佐徳』さんが母体で、なんと皆さんお馴染み「赤かぶの甘酢漬」の元祖なのです。
素材を吟味した
優しい味わいのお菓子達
新年1回目の『名店セレクション』では、山形トヨタ鶴岡店の私、奥山が、鶴岡市宝田にある『北家』さんへお伺いします。同店は地元で愛される洋菓子店であり、母体の佐徳さんは140年の歴史を持つお漬物の老舗。25年前にお菓子部門としてお店を立ち上げて以来、できるだけ天然素材を使用した、美味しくて楽しいお菓子づくりを続けられています。
さまざまなお菓子やお漬物が並ぶ店内で、取材に対応いただいたのは、同店を経営する株式会社佐徳の7代目 佐藤さんです。実は佐藤さん、家業を継がれる以前に、10年ほど山形トヨタで働かれていました。かつての先輩への取材とあり緊張する私でしたが、佐藤さんはお店のこと、お菓子のことなどについて、とても和やかに話してくださいました。
なんでも岩手にあったシュークリーム専門店『北家』の暖簾分けで、お店はシュークリーム一本でスタートしたとのこと。その後、東京でお菓子の仕事をされていた妹さんが店長となり、ロールケーキや焼き菓子などの商品を、徐々に増やしていかれたのだそうです。販売されているお菓子の中でも一番有名なのがシュークリーム。バニラビーンズがたっぷりで、甘過ぎない優しい甘味がたまりません。そして“おやつが食べたい!”と思ったときにすぐ買える、1個140円という価格も嬉しいポイントです。
お店のこだわりについて伺うと、お客様が口にされるものなので、できるだけ国産の材料を使用し、添加物は極力使用せず、一つひとつ手づくりの菓子づくりに努めているとのこと。北家さんのお菓子の美味しさは、きっとそんなところに由来しているのでしょう。また、オリジナルのケーキも人気とのことでしたが、写真を見せていただいてびっくり! 似顔絵や手の込んだ形のケーキなど、店長が一人で手がけているとのことで、大変なお仕事だと心底感じました。店内には他に、「民田茄子からし漬」などの漬物や、庄内由来の「だだちゃ豆おこわ」などもあり、そちらもお土産やご自宅用にと人気なのだそうです。
「BLADE」と「Isis」、トヨタ車を2台ご利用いただいている佐藤さんに、乗り心地について聞いてみると「乗り心地?抜群じゃの(笑)!!」と、とっても嬉しい言葉をいただきました!かつての職場である山形トヨタ鶴岡店にも愛着を感じてくださっており、当時からその先進性、そして故障が少ないことに感心されていたそうです。また佐藤さんは、家業を継いだときは仕事内容などにギャップを覚えたそうですが、ひとつ変わらぬものがあったと教えてくれました。それは、来店された人だけがお客様ではないということ。“自分以外の人は全員お客様”という山形トヨタの精神なのだそうです。それを聞いた私は嬉しくもあり、普段の自分はできているのかと自問したのでした。
多種にわたる商品開発を行いながら、メインをシュークリームに絞り、扱う材料など細部までこだわる。そして、全ての人がお客様であることを忘れずに、あくまできちんとした仕事を行う北家さんの姿勢には、とても学ぶべき点が多いと感じました。北家さんのお菓子一つひとつから、そんな想いが伝わってくるはず。皆さん、ぜひ食べてみてくだい。とりあえず私は誕生日に、自分の似顔絵ケーキをお願いしたいと思います!!
鶴岡のしあわせ 北家おすすめメニュー
月の山
出羽三山をイメージした焼印が可愛らしい、抹茶とイチヂクフレーバーの和風フィナンシェ。紅茶にも、日本茶にもぴったりなお菓子です。
ishidatami
石畳を模した、ソリソリと軽い食感のクッキー。抹茶をはじめ、ナッツ感が嬉しいフレーバーが3種類。お土産物に最適です。
山形庄内柿チョコチップ
スライスした庄内柿を半生乾燥。ビターチョコでコーティングした、庄内由来のおやつ。とあるコンクールで賞をいただいたとか
お店へのアクセス
〒997-0011 鶴岡市宝田2丁目2-41
電話番号:0235-22-5500
https://ytj.jp/yorimichi/shop/238
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