この記事は 天童店 が取材しました。
〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244
天童の人気店
『みよまつ』のだんごを買って季節を楽しもう!
2024年3月 価格情報を更新
2021年4月7日 記事公開
山形トヨタ 天童店 森谷
みよまつさんのだんごは「タレ」がたっぷり。白いだんごが見えないくらいたくさんタレがついていて、初めて見たときはとても驚きました。私がいつも買うのはごまだんご。ごまのいい香りがして大好きです。
だんごはやわらかくて歯ごたえあり
種類も豊富でタレもたっぷり!
今月の【名店セレクション】は山形トヨタ天童店の森谷が『みよまつ』さんを取材しました。創業から100年を超える名店。山形産はえぬきを使ったモチモチのだんご生地に、原料から吟味した自然趣向のタレは、だんご好きの期待を裏切りません。
『みよまつ』のおだんごを初めて見た方はきっと驚くのではないでしょうか。みたらしもあんこも、ごまもたっぷり。それぞれのタレで覆われ、白いだんご生地がまったく見えません。さらにだんごの種類の多さにも驚くでしょう。しょうゆ味だけでも「甘口しょうゆ」「辛口しょうゆ」「みたらし」があり、さらにみたらしにごまを付けた、「ごまみたらし」、焼いて海苔で巻いた「いそべ焼」と5種類も!
あんこだって「こしあん」と「つぶあん」があります。七味唐辛子のピリ辛、唐辛子を使ったゲキ辛もあります。だんごは常時13種類もあり、そのほかに桜あん、よもぎだんごなどの季節限定の味が登場。
いつからこんなに種類があるのでしょう。「たくさん並んでいるとインパクトがあるかなと、5年くらい前から少しずつ増やしていきました。つぶあんは他のだんご屋にないかなと。ピリ辛はあそび心から」と18代目の三浦真人さん。
さらに「くるみダレに、豆腐やでんぷんなどが入っただんごがあるけれど、うちはくるみだけでつくっている。くるみの形も残して、食感はナッツみたいでしょう。ごまも、そうなんです。ぬた(枝豆をつぶしたじんだん、またはずんだのこと)も枝豆そのまま」と話してくれました。くるみもごまも、主素材だけでつくるから濃厚なんですね。
「だんごのタレの量は『みよまつのタレ、こんなについてる!!』って言ってもらいたくて多くなっていきました」と三浦さん。タレも種類もサービス精神たっぷり!お客様を喜ばすのがお好きなようですが、タレを塗っておかないと、だんごが乾いてしまうという理由もあるそうです。そのタレをおいしいからと、スプーンですくって食べてしまう方もいるようです。
タレの多さ、種類の多さに目が行きがちですが、もちっとしてやわらかい『みよまつ』のだんごには「だんご好き」のファンが多く、“だんご”そのものの評価が高いのです。
その秘密は工程の全てを店内で行っているから。山形県産のはえぬきを玄米で買い、製粉して、毎朝米粉をつくり、それを蒸気で蒸かし、搗いてだんごにしているのです。精米機は使いますが、ほとんどが手作業。「だんごの固さは米の水分で変わるため、これだと固さをコントロールするのは難しいですが、歯ごたえを出したくてこの方法に。作ったその日がベストだから、その日に食べてもらえないと固くなってしまう」と三浦さん。毎日15㎏の米粉からだんごをつくっています。
花見やお彼岸などのピーク時には企業がお客様へのおみやげ用にしたり、学校からも注文があるそうで、いつもの7~8倍つくるそうです。朝7時からオープンするのは、出勤途中の方や、農繁期に買っていく方のためで、特にさくらんぼの収穫時期などは、開店直後から売れていくそうです。『みよまつ』のおだんごを差し入れてもらえたら、作業がんばれますものね!
大人気のみよまつだんごですが、昨年は4月7日から5月25日まで、新型コロナウイルスによる、緊急事態宣言のため、お花見をする機会が少なくなり、売り上げにも影響を受けました。2021年の今年もビニールシートを敷いてアルコールを楽しむ花見はむずかしいかもしれませんが、だんごはぜひ、お求めください。『みよまつ』のだんごを食べて季節を楽しみましょう。電話予約をしておけば、待ち時間を減らすことができます。
そのほかのおすすめ商品
ひな餅 155円
お彼岸、ひな祭り、端午の節句、お盆、正月。行事といっしょに、餅菓子なども提供しています。
将棋誉煎餅 1枚60円~
だんごと、ほぼ同じ工程だというおせんべい。すりつぶした米を成形して乾燥させて焼くのです。将棋駒の形をしています。
お店へのアクセス
だんごと煎餅の店 みよまつ
〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244
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