この記事は 天童店 が取材しました。
〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244
2025年4月17日 記事掲載
(情報は取材時のものです。詳細はお店にお問い合わせください。)
2023年に閉店した天童市の老舗蕎麦屋「大久保そば」さん。
2024年7月に娘さんご夫婦が引継ぎ、リニューアルオープンしたのをご存知でしょうか?創業当時からの味はそのままに、新たなスタートを切った「大久保そば」さんにお邪魔してきました。
■老舗の味を守りながらリニューアルオープン
編集部:お店を継ごうと思ったきっかけを教えてください。
奥様:実は、結婚当初から主人は「そば屋をやりたい」と言っていたんです。でも、突然父から閉店の連絡をもらったときは、東京勤務だったこともあり、仕事のこと、子どもたちのことなど、戸惑うこともいっぱいでした。
ですが、主人の「やりたい!」という気持ちに押され、当時住んでいた横浜から家族でUターン。2024年7月にお店をリニューアルオープンしました。
代々引き継いだ味はそのままに、カフェコーナーや縁側のカウンター席を新設するなど、新しさもプラス。
村山市から移設した古民家に1歩足を踏み入れると、ジャズやカフェミュージックが流れ、おしゃれな雰囲気が漂ってきます。
新しい風が吹き込まれた「大久保そば」さん。
「味が変わってしまうのでは?」と心配する常連さんも多かったそうですが、変わらぬ味にみなさん安心して帰られるのだとか。
編集部:ちなみに、どんなメニューが人気ですか?
奥様:やはり定番の「板そば」が人気ですね。こちらに「げそ天」を追加される方が多いです。
揚げたての「げそ天」は、サックサク!人気なのも納得です。
奥様:小さなお子様連れの方は、温かい「かけそば」や「とりそば」を取り分けて食べることが多いですね。
食材にもこだわっているそうで、おそばに添えられた野菜や季節のフルーツは、ご実家の畑で育てたり、親戚の果樹園で収穫されたものなのだそう。
「余計なものは入れず、なるべく安心して食べられる食材を使うようにしています」と奥様。そんな配慮も子育てママには嬉しいポイントですね。
■子連れママに嬉しい!ママ目線の工夫
編集部:小さなお子さま連れのお客様に何か配慮していることはありますか?
奥様:私自身が3児の母ということもあり、お子さま連れのお客様にも気軽に来ていただけるよう、ママ目線でいろいろ考えました。子ども用の割れない食器はもちろん、おもちゃや絵本などもいろいろ用意しています。
ゆったりとした座敷は、小さなお子さま連れでも過ごしやすそう。
赤ちゃん用のバウンサーも用意されているので、ママもゆっくり食事を楽しめますね。
座敷をふすまで仕切れば、半個室として利用することもできるので、ママのランチ会などに利用するのもおすすめです!
店内には、「ご自由にお取りください」と書かれた「そばせんべい」も。これは子どもだけでなく、大人にも嬉しいサービスですね。
■そば粉のスイーツとコーヒーも見逃せない
コーヒー好きのご主人が始められたカフェコーナーにはおしゃれな道具がずらり。現在もランチタイムにコーヒーを頂くことができますが、春頃からカフェの営業もスタート予定だそうです。
ひと足お先に頂いてきましたが、こだわりのコーヒーはもちろん、そば粉の入ったケーキやクッキーはどれも絶品!もう通いたくなる美味しさです。
ケーキやドリンクはテイクアウトも可能。道の駅天童温泉にある「わくわくランド」や天童公園もすぐ近くなので、天気の良い日はコーヒー片手に遊びに行くのも楽しそうですね。
老舗の味を守りながらも、カフェコーナーを取り入れ再スタートした「大久保そば」さん。おばあちゃん家みたいな古民家で、皆さんもゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
お店へのアクセス
大久保そば
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〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244
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