和菓子、洋菓子、焼菓子、生菓子etc

どれにしようか？本気で迷う“菓詩の森”

まずは少しずつたくさん買っちゃおう！

2024年3月 各種情報を更新
2020年9月10日 記事公開

山形トヨタ　寒河江店　佐藤

『メゾン・ド・ボワ』さんは、店名が変わる前の『ラフィーユかげつ』さんの頃から気になっていたお店です。甘党の私としては、今回の取材をとても楽しみにしています。女性スタッフに負けないリポートに期待してください。

クッキーのサックホロ食感、マカロンのフワトロ食感、

ごっつぉのフワパッリ食感 いろんなお菓子のいろんな食感をお楽しみください！

今回の「名店セレクション」は、山形トヨタ寒河江店の佐藤が、３年前にリニューアルオープンされた『メゾン・ド・ボワ』さんを取材しました。

お店は、寒河江八幡神社の近くで開業されてから95年続く老舗。『菓匠かげつ』さん、『ラフィーユかげつ』さん、そして『メゾン・ド・ボワ』さんと、移転しながら時代に合わせ進化してきたお菓子屋さんです。現在は、四代目の阿部圭一さんが伝統を引き継ぎながら新しいスイーツの風を寒河江に吹き込んでいます。先代から人気の「慈恩最中」「福くるみ」は今でもお父様が担当しています。

『メゾン・ド・ボワ』さんに店名を変えたのは、洋菓子の修業を積んで戻ってきた阿部さんの「もっと幅広い年齢層のお客様に来ていただきたい」という思いからでした。

コンセプトは、店名の通り“木の温もりが感じられる家のようなお店”。広くて天井の高い店内には、どれにしようか安心して選ぶことができる優しい空気が流れています。

お店に入ると、まず出迎えてくれるのはケーキのショーウインドウ。定番のショートケーキから新登場のロールケーキ、デザインもかわいい円柱型のケーキまで綺麗に並んでいます。それぞれの値札には簡単な説明と素材が明記されているので、とても親切。

奥にはガラス張りの明るいテラス席があり、選んだケーキを店内で食べることもできます。コーヒーやカフェラテなどドリンクとセットにすることもできます。夏はかき氷も人気だそうです。

生菓子、洋菓子、和菓子と、これまでたくさんの種類をつくってきた中で出来上がったのが「ごっつぉ」というお菓子。最中の皮に、県産米のポップライスやアーモンドスライスなどが入ったキャラメルをのせた焼菓子で、フワパリッの食感がとても新鮮です。「山形土産菓子コンテスト」を受賞しています。ギフトや手土産にピッタリですね。

食感といえば、もうひとつ注目したいのがクッキー。サクッホロとした口どけのいいクッキーは、これもまた新しい食感です。お菓子づくりでは「とにかく生地にはこだわります」という阿部さん。クッキーの生地は、特別な製法で一般的なものより柔らかく仕上げているようです。ショコラ、カフェ、ナッツなど全部で8種類。贈答用に10枚、20枚、30枚のセットもおすすめです。

店内を見回していると、なにやらお洒落な箱を発見。これは、毎回イタリアから取り寄せる包装紙を使ったギフト用の箱だそうです。毎回違う柄の包装紙が送られてくるので、楽しみにしているお客様も多いとか。これはいただいた方もうれしい贈り物ですね。内容は季節のギフトセットになっています。

とにかくいろんな種類のお菓子がいっぱいあるので、初めて訪れる方は絶対迷うと思います。そんな時は、少しずつたくさん買ってみましょう。それぞれの食感を楽しむうちに、「生地にこだわっています」という阿部さんの言葉の意味が分かってくるかも。「次に行った時にはこれを買ってみよう！」と、何度も訪れたくなるお店です。

紹介できませんでしたが、お誕生日やクリスマス、ひな祭りなどにはとってもかわいいホールケーキも登場しますよ。こちらも注目です。

おすすめメニュー
(価格は2024年3月現在のものです)

クロッシュ　291円

生地にアーモンドクロッカンを絞りザクザク食感に仕上げたロングタイプのシュークリーム。中にはオーダーが入ってからディプロマット（カスタード＆生クリーム）を入れます。

マカロン　270円
お子さまにも大人気のマカロンは、チョコ、バニーユ、カシス、いちごなど１０種類あります。こだわりはホワイトチョコを練り込んだクリーム。フワトロ食感がたまりません。

ロールケーキ（要予約）※価格はお店にお問い合わせください

いつまでも出来たてのふわふわ食感が楽しめるロールケーキ。口に入れた瞬間「おいしい！」と感じる逸品です。季節により“だだちゃ豆味”や“オレンジ味”などが登場します。

ごっつぉ　1個162円

最中の皮に山形県産米のポップライスとアーモンドスライス、黒ごま、白ごまをのせたフロランタン。ギフトとしても人気で、10枚、20枚、30枚入りがあります。

お店へのアクセス