【エンドー】超個性的な地元スーパー山形のソウルフード“げそ天”なら『エンドー』で間違いない！ | 山形♥名店セレクション

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超個性的な地元スーパー

山形のソウルフード“げそ天”なら

『エンドー』で間違いない！

2023年10月20日記事公開

山形トヨタ　大野目店　小林

テレビや雑誌で紹介され、今や全国区。その名前を聞いたことがない人がいないくらい有名な地元スーパー『エンドー』さんです。でも、まだ行ったことがないという人は結構多いはず。実は私もその１人。“げそ天“＝『エンドー』＝いつも混んでる、というイメージが先行してちょっと遠慮してました。今日は、そんな『エンドー』初心者の私がお店の魅力を分かりやすく紹介します。

おむすび、おそば、筋子などお食事メニューも充実！

お魚コーナーは一級の品揃え！

今回の名店セレクションは、JR千歳駅前にある超個性的な地元スーパー『エンドー』さんを紹介します。『エンドー』さんといえば、もちろん“げそ天”が有名。でも、それだけではありません。おむすび、総菜、魚介、お酒、そしてお店の１/３を占める飲食コーナーなど、紹介したい魅力がたくさんあります。今日は三代目のご主人、遠藤英則さんにお話を伺います。よろしくお願いします！

そもそもは商店として古くから営業してきた『エンドー』さん。スーパーとして創業したのは昭和40年ごろ。“げそ天”を始めたのはそれほど古くはなく、英則さんがお店を引き継ぎ三代目になってから。独特なお店のキャラクターやロゴマークなど斬新なアイデアを次々と打ち出し、大きな話題になりました。お店の入口には顔ハメ看板もあります。このキャラクター、インパクトありますよね！　遊び心も満載です。

それでは“げそ天”から紹介します。げそ天コーナーは入口を入ってすぐ奥。注文を受けてから揚げるので、調理が見れるようにガラス張りのブースになっています。用紙に書いてから渡すなど、注文の手順があるのでまずは確認してみましょう。“げそ天”メニューは現在11種類。人気ランキング、「子供が好き」などメッセージが張り出されているので参考にしてください。私は、一番人気の塩れもん、紅生姜味のピンク、トリュフ塩が隠し味のブラック、スパイス強めのカレーの4種類をオーダー。どれもサクサクでしっかり味がついていて美味しい。国産スルメイカを米油で揚げているのでしつこくありません。今やスルメイカは希少なので、味わっていただきましょう。通販や持ち帰り用に冷凍パックも販売しています。

今はちょっとしたおむすびブームですが、『エンドー』さんではずっと前からやってます。お米は全て「つや姫」。こちらも注文が入ってから握ります。後からお話ししますが、魚介類がとにかく新鮮で美味しいのでおむすびも間違いなく美味しいです。「てんむすセット」や、人気のおむすび３種（鮭、筋子、げそ天）の「三兄弟セット」などお得なセットもあります。持ち帰りも店内でいただくこともできます。

スーパーなのでもちろんお魚コーナーがあります。それも、並んでいるのはどれも一級品。毎朝、豊洲の仲買業者さんから連絡があり、気になる魚介があるとソク注文します。英則さんはその情報をインスタで配信すると、夕方にはほぼ完売するそうです。“げそ天”のゲソや筋子、鮭など仕入れる魚介が全て一級品なので、“げそ天”もおむすびも美味しいわけです。納得。

『エンドー』さんの店内に入って一番驚いたことは、飲食コーナーがずっと広かったこと。食事もできるとは聞いていましたが、お店の１/３もあるとは思っていませんでした。それに、私の大好きな筋子もあるし、そばもある。山形市内で「筋子めし」が、それもここで食べられるとは思ってもみませんでした。見てください、ご飯に対しててんこ盛りにのってる筋子の量。もちろん、がっちりいただきました。いままで食べてきた筋子の中でも最高に美味しい。ちょっと感激しました。英則さん曰く「筋子といっても、種類はたくさんあります。鮭、サーモン、トラウト、鱒。値段もピンキリ。うちの筋子は全てサーモン。間違いない、最高級のサーモンの筋子です」。タイミングが良ければ買える「燻製筋子」は隠れ人気商品。少しいただきました。香りと燻し具合が絶妙ですね。

おそばは英則さんのお父さん、つまり先代のご主人が毎日手打ちしています。つなぎは“外一”だそうです。“げそ天”とそばのセット「げそば」は11時から１４時限定、温かいそばとざるそばを選ぶことができます。「筋子めし」1,200円、「げそば」950円、「げそ天重」９００円。それにおむすびも含めがっちり食べられるので、サラリーマンのお昼にもぴったり。買い物ついでにお食事も、という女性のお客様がとても多いそうです。

“げそ天”に合うようにつくってもらったという地ビール「げそIPA」や限定純米酒、微発砲白ワインなどお酒もあります。週末はお昼から呑んでる人やグループは普通にいるそうです。“げそ天”をつまみに会社帰りちょっと一杯、なんて考えただけで楽しそう。営業時間内なら宴会もできるそうです。

お酒好きに情報をひとつ。月１回、だいたい最終土曜日の18時から「立呑みエンドー」なるイベントを開催しています。人気のお店が出店したり、お酒に合う特別な料理が並んだりと“酒飲み”のためのだけのイベントです。詳しい情報はインスタで配信しているのでまめにチェックを！

毎年8月、お盆明けの週末くらいに「エンドー昼市」という大イベントを開催します。小学校のマーチングバンドや仙台すずめ踊りなどパフォーマンスも盛りだくさん。射的や金魚すくいなど遊べるコーナーもあるので、家族みんなで楽しめます。千人以上の方が来られるという半端ないお祭りのようです。

どうでしょう、少しは『エンドー』さんの魅力が伝わったでしょうか。できるだけ初心者向けに紹介してみました（という私も初心者でした）。「“げそ天”買いに行くでもいいです。「おそばを食べに行く」でもいいです。「イベントやってるなら行きたい」でもいです。一度『エンドー』さんを覗いてみませんか。英則さん、今日はお忙しいところありがとうございました。

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（内容は2023年8月現在のものです）

【げそ天】