「非常時だけじゃない!子育てママのピンチを救う子ども用非常食のススメ」
非常食というと災害用備蓄をイメージする方が多いと思いますが、子育てママのちょっとした非常事態にも役立てることができるんです。身近なピンチを救う非常食選びと収納の工夫をご紹介します。
■子育てママにとって「非常事態」は災害だけではない
非常事態というと、大規模災害などを想像しがちですが、子育てママにとっての非常事態って、意外ともっと身近なところに潜んでいませんか?
例えば、ママの体調不良時。ワンオペママにとって、食事の準備ができないのは、まさしく非常事態!そんなとき、子どもが食べられるものがないと、困ってしまいますよね?
わが家でもそんな非常事態に何度か直面したことをきっかけに、災害時だけではなく、もっと身近な非常事態にも対応できるよう、子どもたち専用の非常食をストックするようになりました。
すぐに食べられる食品を常にストックしておけば、朝寝坊といった非常事態にも焦らず対応できますし、急に帰宅が遅くなってしまったときにも大助かりです。
■食べ慣れない非常食より子どもが食べ慣れたものを
ところで、皆さんは非常食を実際にお子さんと一緒に食べてみたことはありますか?
わが家では、非常食の賞味期限が近づくと、家族みんなで試食するようにしているのですが、子どもたちが喜んで食べてくれたのは、缶入りのデニッシュと乾パンくらい…。
特に小さなお子さんは、食べ慣れないものだと食べてくれないかもしれませんよね。
そんなわけで、わが家では、普段から食べ慣れた栄養補助食品(カロリーメイト・ゼリードリンク)や、シリアルバー、缶詰、ジュース類を「子ども用非常食」として多めにストックするようになりました。
子どもたちが大きくなり(12歳と10歳)、自分で簡単な調理ができるようになってからは、電子レンジで温めるだけのレトルト米や、レトルトカレー、お湯を注ぐだけのレトルトスープやみそ汁なども多めにストックしています。
長期保存ができる非常食に比べると賞味期限が短いので、買い替えの手間はかかりますが、子どもたちが好む食品はその時々で変わるもの(特に小さい頃は)。そのときの好みに合わせて選べるのは、むしろメリットと言えるかもしれません。
■非常食は目につきやすく、わかりやすい場所に
子どもたちが食べられる食品をせっかくストックしていても、どこにあるのかわからなければ、意味がないですよね?
ということで、わが家では、家族が一番よく使うリビング収納をメインのストック場所にしています。
一番便利な場所に非常食を収納するのは、ちょっともったいない気もしましたが、ほぼワンオペの私にとって、非常食は大切なお守りのようなもの。思い切って、一番わかりやすい場所に収納しました。
子どもたちにもわかりやすいよう、使っているのは中身が見える半透明のボックス。あえて浅めのボックスを使い、中身がひと目でわかるようにしています。
たまにしか食べない非常食は存在を忘れてしまいがちですが、目につく場所に置いておけば、存在を忘れることもありません。子ども好みの食品をストックするようにしてからは、残りが少なくなると子どもたちがすぐに教えてくれるので、ストック管理もずいぶんラクになりました。
子ども用非常食はもちろん災害用備蓄としても活用できるので、多めにストックしておくと、ママの安心につながりますね。
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