この記事は 本社 が取材しました。
〒990-2441 山形市南一番町11-16
電話番号:023-623-1911
食べて、見て買って楽しめる。
新しい丸十大屋、はじまりました。
2019年8月2日 記事公開
山形トヨタ 本社 小関
山形の秋の風物詩、芋煮会に欠かせない調味料「味マルジュウ」をはじめ、山形県民の食生活には馴染み深いしょうゆ・みその醸造会社の丸十大屋さん。今回は直営店である「蔵膳屋」さんを取材して、皆さんにその魅力をお伝えします!!
「味マルジュウ」でお馴染み、
山形の老舗が手がける話題のショップ。
今月の「名店セレクション」は、山形トヨタ本社の小関が、しょうゆ・みそ醸造の老舗「丸十大屋」の直営店、「蔵膳屋」さんにお邪魔しました。店舗では調味料はもちろん、そのしょうゆやみそを使った“ならでは”な食品やドレッシングなど、自社製品を100種類以上扱うほか、併設されたカフェでは、しょうゆやみそでアレンジしたスイーツ、そしてカレーなどの食事が楽しめます。2018年10月のオープン以来、山形を代表する老舗企業の新たな試みをひと目見ようと多くのお客様が詰め掛けています。
店に足を踏み入れれば、そこにはとても洗練された空間が広がっていました。入り口付近の物販コーナーには、お馴染みの「味マルジュウ」をはじめ、上質な和を感じるパッケージに包まれた同社の特選調味料、ほかにも和洋のジャンルを問わないさまざまな新商品がずらり。素敵なインテリアでコーディネイトされたカフェの様子もふくめ、その光景に取材への期待が高まります。
取材に対応してくれたのは、同店の責任者である川合さん。「以前は事務所の一角で、ひっそりと販売していましたが、よりお客様と近い距離で接したい、また、その味に納得していただいてから買ってもらいたいと、このお店をオープンしました」。確かに、カフェでの食を通して商品を知ることができるし、気軽に入りやすい雰囲気で、ショッピング自体が楽しい。なるほど、ここは丸十大屋さんの思いをかたちにした、コンセプトショップなのだと納得しました。
ランチタイムのメニューは、ビーフシチューやハヤシライスなどの洋食が主体とのこと。一番のおすすめはカレーライスで、なかでも辛口と甘口、2種類のルーが一度に味わえる「あいがけカレーライス 800円」が最近特に人気なのだそう。「ルーの隠し味にしょうゆを使っています。それから今日は『石川加賀味噌』、明日は『山形つや姫こうじ味噌』と、全国から選んだみそで、日替わりのおみそ汁を提供しています」。しょうゆ・みその会社ならではのこだわりを、ここでも感じることができました。
それは、スイーツにも同じく言えること。人気の「プレミアムプリン」は、みたらし、みそ、こうじの3種のフレーバーで、みたらし、みそは和の調味料独特の塩気と香ばしさ、こうじは自然な甘味を感じられると大好評なのだそうです。また、春は桜、初夏は桜桃など、定期的に変わる季節のプリンもあり、そちらもぜひ召し上がって欲しいと川合さん。ほかにも「みたらしフォンデュ」や、しょうゆ味の「ソフトクリーム」など、好奇心くすぐる和のアレンジスイーツがたくさんありました。
「世代によって変わる食卓のシーンに合わせ、私たちはいろいろな商品を開発しています。ご来店いただいて『丸十大屋って、こんな商品も出しているんだ』と、丸十大屋の現在の姿を知っていただけたら幸いです」。お客様が味マルジュウに親しみを持ってくださることに感謝しつつ、新しい商品のことも伝えたいと話す川合さん。これからも、どんどん良いお店作りに励みたいとのことでしたので、皆さんもぜひ蔵膳屋さんで、丸十大屋さんの今を感じてみてください。
蔵膳屋のおすすめ商品(税抜価格)
(写真は一例です)
しょうゆシュークリーム 250円
醤油を混ぜ込んだクリームを、注文をいただいてからシュー生地の中へ。かすかな塩気と香ばしさを感じる味わいが、サクサクの生地の食感とともに癖になりそう。おやつに、またお土産におすすめです。
「つや姫」フリーズドライ即席みそ汁 160円
つや姫と県産大豆を100%使用したこうじ味噌を、美味しさそのままフリーズドライに。熱湯を注ぐだけで風味豊かなおみそ汁が楽しめるとあって、ご贈答用ほか、仕事場でのランチタイム用に購入される方も多いとのこと。
しょうゆ・みそ醸造の老舗メーカー
紅花商として天保15年に創業して以来、180年近く続く山形の老舗しょうゆ・みその醸造会社。世の中の動きに合わせながら、イスラム教の戒律に従って作ったハラール認証のしょうゆ調味料を販売するなど、伝統と革新を胸に近年さまざまな挑戦を続けられています。
お店へのアクセス
〒990-2441 山形市南一番町11-16
電話番号:023-623-1911
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