この記事は 天童店 が取材しました。
〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244
『色とりどりのスイーツがそろう、天童市北目のお菓子の家。』
2024年7月31日 記事訂正
2017年7月5日 記事公開
山形トヨタ 長岡
『山形旬菓詩 武田』さんのお菓子の大ファンです。一番好きなのは、カスタードとバニラの風味、また甘すぎないところがなんとも私好みなシュークリーム。今日はお店のことやお菓子のこと、そしておいしさのヒミツについて聞いてみます!
山形トヨタ 大類
『山形旬菓詩 武田』さんには、イベントで配るお菓子などでいつもお世話になっています。お客様からは毎回とても好評をいただき、私たちとしても嬉しい限り。店舗にお伺いするのは初めてなので、この取材を楽しみにしていました。
扉の奥に広がるのは、
心ときめく菓子空間。
今回の『名店セレクション』でお邪魔したのは、天童市は北目にある人気西洋菓子店『山形旬菓詩 武田』さん。どこか欧米のお家を思わせるお店のドアを開ければ、そこには見ているだけで心踊る、かわいらしいお菓子たちが並んでいます。“食べてみたい!”なんてはやる気持ちを抑えながら、私こと天童店の長岡と大類がオーナーパティシエの武田正幸さんを取材いたしました。お店の魅力を皆さんへお伝えします。
武田さんと聞いて真っ先に思い出されるのは、スポンジ生地でバナナをまるごとつつんだ『バナナボート』ではありませんか? 聞けばこのお菓子、“バナナのお菓子が食べたい”というお客様の要望を受け、今から40年ほど前に、先代である正幸さんのお父様が発案したもの。当たりが出たらもう1個もらえるくじ付きで、おいしいし楽しいという口コミがたちまち広まり、多くのお客様に愛されるお店の名物になったそうです。「実はこのバナナボートが、『まるごとバナナ(山崎製パン)』のモデルなんです」と正幸さん。あの全国区のおやつは、なんと天童市で生まれたのです。
驚きを隠せない私に、正幸さんはできたてのバナナボートをくださいました。ひと口頬張ると、くちびるに触れたとたん、ほろりとほどけるようなふわふわな生地に、口当たりなめらかな生クリームと熟したバナナの甘味も加わって、名物といわれるのも納得の味わいでした。大類はチョコスポンジにベリー系のムースを合わせたケーキ、『ベリーベリー』をいただきました。「果実の酸味で濃厚なチョコの風味がいっそう引き立って、超美味しかったです」と嬉しそうに話していました。
正幸さんは、常にお菓子のことを考えているといいます。よりおいしいお菓子を作る方法は? 次はどんなお菓子をだそうか? お客様に喜んでもらえる接客とは? この仕事に就いてからというもの、ずっとそういったことに思いを巡らせているそうです。「私にとって、お菓子は空気のような存在。何をしているときでも、常に頭のどこかで考えています。また職人である一方で経営者ですから、接客やサービスについても同様です。この仕事を続ける以上、それは一生変わらないでしょう」。そんな正幸さんの姿勢に、頭がさがる思いでした。
これからも先代が築いてくれたお店の味を守りながら、時代に合わせたお菓子を手がけていきたいと話す正幸さん。そのためにお店では、材料の吟味、粉や生クリームなどの微妙な配合、そしてパッケージひとつにいたるまで、常に細かな改良を繰り返しているそうです。長年にわたって、多くのお客様に愛されているわけに納得です。
私たち山形トヨタも、接客やサービスのさらなる向上に日々努め、『山形旬菓詩 武田』さんのように、これからもお客様と地域に愛されるお店作りを目指していこう。そんな思いを強くしたのでした。
おすすめメニュー
(季節によってメニューが変わります)
サバラン
ブリオッシュの生地に、クリームと果実を合わせた『サバラン』。パッションフルーツソース付きで、たっぷりかけてリッチな味わいに。
焼き菓子各種
ナッツ類が入ったクッキーやリッチな味わいのパウンドケーキなどが人気。ご家庭用のほかご贈答にも。
お店へのアクセス
〒994-0016 天童市東久野本3-3-45
電話番号:023-654-1911
https://ytj.jp/yorimichi/shop/244
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